SingleCompile

SingleCompile とは、vim から離れる事なく、コンパイル→実行を行うためのプラグインです。
まぁ目的や機能は、quickrun と殆ど同じですね。
プラグインはこちらから落としてきます。
https://github.com/vim-scripts/SingleCompile

使い方

コンパイル方法
:SCCompile
バイナリの実行
:SCCompileRun
使用するコンパイラの設定
:SCChooseCompiler

quickrun と違うところは、言語単位でコンパイラを設定できるところかな?
なかなか面白いです。
あと、割と柔軟に拡張することが出来るので、新しい言語やコンパイラが出てきてもユーザ側で比較的簡単に設定を追加することが出来ます。

実行

quickrun との違い

  • 対応している言語とコンパイラ
  • quickfix が使用できる
  • ロスコンパイルが簡単
  • 非同期でコンパイルされない
  • 出力が vim 上ではない(Windowsの場合はコンソール)
  • ファイルがないとコンパイル(実行)が出来ない
    • QuickRun はバッファに書かれていればファイルに保存していなくても実行出来る

もしかしたら、SingleCompile でも出来ることがあるかも知れませんがこんなところかな?
『コードを書いてすぐにコンパイル実行する』という意味であれば、どちらもそんなに変わらない性能だと思います。
個人的には、QuickRun の方が設定は簡単で、SingleComple の方が拡張性が高いと感じました。
どちらも一長一短なところがあると思うので、気になるのであれば実際に使ってみるといいと思います。
まぁ突き詰めていけば、SingleCompile で出来ることよりも、QuickRun で出来ることの方が多い……かな?

cl(msvc)でコンパイルする

一応、msvc でもコンパイル出来るように設定はされていますが、Windows 側で path を通さないとダメだったりと普通には使えませんでした。
ってか、わたしの環境だと path を通してもうまくコンパイルされませんでした。
最終的には、bjam を使う予定なので、ここら辺に関しては、放置プレイです。


[参照]
https://github.com/vim-scripts/SingleCompile/blob/master/doc/SingleCompile.txt
http://vim-users.jp/2009/05/hack7/