Boost.勉強会#4 簡易版

とりあえず、ざっくりとだけ。
資料とかはあとで追加しまする。
boostjp でのまとめはこちらへ。
Boost.勉強会#4 Video Arichive

「Boost Fusion Library」(@cpp_akira)

Boost.Fusion の概要だとか利点とか、Boost.Tuple とかの違いとか。
BOOST_FUSION_ADAPT_STRUCT で定義すれば、Fusion の STL が使えるようになるらしいので、夢が広がります!

★「C++プログラマの為のセキュリティ入門」(@wraith13)

資料:http://www.trickpalace.net/paper/
資料:http://www.trickpalace.net/paper/secure.programing.pdf
セキュリティ全般に関するおはなし。
C++er 以外でもためになる内容だと思います。
セキュリティは全然さっぱりなのでこれはいい入門でした。

★「OpenALで今日から始めるオーディオプログラミング」(@fadis_)

資料:http://quaternion.sakura.ne.jp/study/
さっくりと使う分には簡単そうな感じはしました。
遮蔽物とか、OpenGLとか連動出来ないみたいなので、ゲームで使うにはちょっと厳しい?
あとファイル読み込みとか形式って対応しているのかにゃー?
OpenAL に関しての発表でしたが、なぜか最終的に OpenSL でいいんじゃなイカ?という結論になっていました。

「C++の悪口を言う」(@tanakh)

C++ の割とヘビーな部分の悪口なので、ライトな C++er だと何を言っているのか分からないかも知れない。
C++ で型を書くのはめんどくさいですねっ!
あと Haskell関数型言語)がわからないとちょっと理解するのが厳しいかも(わたしも分かりませんでした。

「dtl ? Diff Template Library」(@cubicdaiya)

DTL のおはなしだったんですが、途中からライブ映像を見たのでちょっと概要が理解出来ませんでした……。
んーデータの差分を取るとかそんな感じらしい。
さらに template で実装しているので「なんでも差分がとれるぜ!ヒャッハー!」らしいです。
テクスチャの差分とかってどうなんでしょうかね?
なにかいろいろと応用できそうです。

「なぜ僕はProtoをぺろぺろするのか」(@fjnli)

Boost.Proto は1回挫折したので今回の発表は大変わかり易かったです。
しかし、自前で拡張するとなると色々と骨が折れそうだなぁー……。

「実践 shared_ptr」(@lyrical_logical)

資料:https://docs.google.com/present/view?id=0AfsyusNL1WK4ZDV0aDVobV8wM21uOGhxbnE&hl=en
いわゆる、スマートポインタの仕組みではなくて、カスタムデリータに関してのおはなし。
素晴らしく実用的です。
実体験に基づく発表をされていたので、ためになることばかりでした。
スマートポインタはなんとなく敬遠しんているんですが、これを聞いているとスマートポインタ使わないとだめだなーという気になりました。
発表がちょっと駆け足だったのであとでじっくりと資料とライブ映像を見直したいです。
あとミルキィは見てません、すみません><
よいこのみんなは読んでおくんだゾ!

「TR18015:2006を読む」 (@kikairoya)

資料:https://sites.google.com/site/kikairoya/file-cabinet/TR18015.pdf
資料:http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/TR18015.pdf
TR18015 の5章には、C++ の言語仕様の処理速度がコンパイラや実行環境によって比較検証が書かれており、関する和訳+説明。
のちのち、TR18015(の5章?)の和訳版を公開してくれるそうなので楽しみです。

「ゲーム開発のC++」(@Isoparametric)

C言語 の dis に始まり、boost へとつながる大変ためになる発表でした。
ゲーム開発者は無能な上司と戦うためにも絶対に見るべきですにゃー。
わたしが説明するよりも、実際にスライド(とライブ映像)を見るのが早いと思います。
マシンガントークなのですが大変聴きやすく分かりやすかったです!
んーやっぱりオブジェクトの管理がボトルネックですねぇー……。
オブジェクトはあちこりで参照したりされたりとかなり複雑になっているのでそこら辺の管理ライブラリが欲しいことが多々あります。
まぁそこら辺を考えるのも、それはそれで楽しいんですけどねー。
難しいですにゃー。

★「C++ではまる」(@herumi

資料:http://homepage1.nifty.com/herumi/prog/20110226.boostjp.pdf
実体験に基づく C++ のなぞ挙動のまとめ。
うーん、なぞだ。

★「Boost.Timer」(@melponn

たいへんいいオチでした。

★togetter

まとめありがとうございます。
ちなみに(1)の最後の方のつぶやきはあまり勉強会とは関係ありません><

ustream



★所感

そんな感じで、初めてまともに(ライブ配信Twitterで)Boost.勉強会に参加しました!
諸般の事情で会場に行くことは出来なかったんですが、ライブ配信Twitter でもなんとか付いていくことは可能でした。
(ただし、ライブ配信Twitterは何回か落ちてしまい、ぎゃああああって感じに……)
地方の方は兎も角、都内にするんでいる方は実際に会場に行くべきですね。
次に開催される際は、生活に余裕があればぜひ、懇談会まで参加したいですにゃー。
あと Boost.勉強会とか書いてありますが、半分ぐらい Boost と関係の無い話なので、C++er な方やそうでない方でもすごくためになると思います!


何はともあれ、発表者の方、会場に行かれた方、ライブ配信Twitterでつぶやかれていたかた!お疲れさまでしたー!!

★おまけ2


読めるけど書けない。