【Vim Advent Calendar 2011】Vim の開発環境【1日目】

これは、Vim Advent Calendar 2011 の1日目の記事です。

[Vim Advent Calendar 2011について]

去年の Advent Calendar には Vim がなかったので、勢いで立てました。
たくさんの方にご参加いただきありがとうございます。
開始前に何とか25人集まりました!
Advent Calendar は25日までですが、それ以降に参加されても全然問題ありません。
Vim について語り足りない方は2週目も参加しましょう!
年越し Vim とかでも問題ありません。
自分が使っている Vim 力を更に高めましょう!

[開発環境晒し]

実は前日まで書くネタが決まっていなくて、いま慌てて書いているのですがVim script で Expression Template みたいな事も考えたのですが流石にマニアック過ぎるので…)簡単に今使っている Vim の開発環境を晒したいと思います。
まだネタが決まっていない方はこんな感じで Vim の環境を晒せばいいんじゃないでしょうか。
(というか、わたし自身が他の方の Vim を見たいだけですが。

[用途]

[カラースキーム]

  • solarized
    • カーソルの色などは自分用にカスタマイズしています。

[フォント]

  • Osaka フォント

[画面構成]

  • ウィンドウ
    • 1〜3、ソースファイル+quickfix
  • タブ
    • 1ファイルに対して1タブ

あまり情報が多くなると管理しきれなくなるので、バッファなどはこまめに消すようにしています。

[プラグイン(汎用)]

  • pathogen
  • unite.vim
  • unite-colorscheme
    • unite.vim を使用したカラースキームの切り替え
  • vimfiler
    • Vim 上で操作できるファイラ
  • vimshell
    • Vim 上で使用できるシェル
  • open-browser.vim
    • Vim から URL を開いたり Web で検索を行ったり
  • ref.vim
    • リファレンス
  • vim-easymotion
    • 直感的なカーソル移動
  • vim-prettyprint
    • Vim script の値を分かりやすく出力
  • surround.vim
    • 拡張された text-object
  • restart.vim
    • 現在の状況を保存した状態で Vim の再起動
  • vim-quickhl
    • ワードのハイライト

[プラグイン(コーディング)]

[コーディング]

幾つかの補完機能が携わった neocomplcache を使用してコーディングを行っています。


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  • [インクルード補完]



その他の補完に clang_complete で clang のコード解析機能を利用して、C++ のコード補完を行います。

[コードの静的シンタックスチェック]

quickrun.vim を利用して非同期にシンタックスチェックを行っています。
quickrun.vim から quickfix へ出力を行い vim-hier と quickfixstatus でソースコード上に可視化しています。
詳しくはこちらを参照して下さい。


[コンパイル実行]

コードのコンパイルは、quickrun.vim で行っています。
quickrun.vim は、vimproc を使用することで、非同期でコンパイル、実行を行うことが出来ます。

[コンパイラの切り替え]

quickrun.vim に複数のコンパイラの設定を記述して、unite.vimコンパイラの切り替えを行っています。
詳しくはこちらを参照して下さい。


[デバッグ]

pyclewn を使用して Vim 上で GDB を使用したデバッグを行います。
詳しくはこちらを参照して下さい。


[来年の抱負]

  • バッファ間のシームレスな移動
  • C++ の定義、宣言に飛ぶ
  • quickfix から unite.vim への移行
  • コンパイラの設定を綺麗にする
  • vimshell と GDB を連携した C++デバッグ

[次回予告]

明日の Vim Advent Calendar 2011 は、@mattn_jp さんです。
乞うご期待!
To Be Continued...