Vim を使うなら入れておきたい 10 のプラグイン
Vim を使うなら『これぐらいは入れておいたほうがいい』っていうプラグインの紹介です。
どちらかといえば初心者向けな感じで、なるべく汎用的に使えそうなプラグインを選んでみました。
しかし、正直、初心者向けにしては数が多かったかも知れない…。
0.各プラグインの使い方
プラグインに付属している help ドキュメントを読むか、ぐぐってください。
大抵はそれで答えが出るはずです(投げっぱなしジャーマン。
紹介する多くのプラグインは日本人作者が多いので、どうしても分からないのであれば、直接作者に聞いてもいいと思います。
1.pathogen
Vim のプラグインを管理する為のプラグインです。
Vim でプラグインを使用する上で、まず最初に導入する必要があります。
Vim のruntime ディレクトリにコピーする必要がなく、プラグインごとに管理を行うので、プラグインの導入や削除を簡単に行うことができます。
同系色のプラグインとして、他には git を使用した Vundle や neobundle.vim などがあります。
個人的には、git を使用しない pathogen の導入が一番簡単だと思います。
2.vimproc
非同期処理を行うためのプラグインです。
直接使用するわけではありませんが、他のプラグインで必要になってくるので、先に導入しておく必要があります。
Cソースのコンパイルをする必要があるので、help を参照して導入を行なって下さい。
3.unite.vim
Vim 上であらゆるデータの列挙、選択を行う『ユーザーインターフェース』を提供するプラグインです。
標準の unite.vim では『現在のバッファ』や『最近開いたファイル』等の列挙を行う事が出来ます。
さらに unite.vim の拡張プラグインを導入することで様々な用途で使用することができます。
unite.vim の拡張プラグインに関してはここら辺を参照して下さい。
4.neocomplcache
Vim 上で強力な補完機能を提供するプラグインです。
バッファ補完やスニペット補完、ディレクトリ補完などを行うことが出来ます。
設定がちょっと難しいので help 等を参照して正しく設定を行なって下さい。
5.vimfiler
Vim 上でファイラーを提供するプラグインです。
Vim 上で視覚的にディレクトリ間を移動して、ファイルやディレクトリの作成等を行うことが出来ます。
また vimfiler 上から簡単に grep を行うことも出来ます。
6.quickrun.vim
バッファのソースコードの実行して、 Vim のバッファに出力を行うプラグインです。
ソースコードを書いて、Vim 上ですぐに試すことが出来ます。
quickrun.vim が対応している言語はここら辺を参照して下さい。
7.vim-alignta
テキスト整形を行うプラグインです。
std::cout << first (1, 2, 3) << std::endl; std::cout << second(3.14f, 0.14, 3) << std::endl; std::cout << third ("hoge", "foo", "piyo") << std::endl;
を
std::cout << first (1 , 2 , 3) << std::endl; std::cout << second(3.14f , 0.14 , 3) << std::endl; std::cout << third ("hoge", "foo", "piyo")<< std::endl;
のような形に簡単に整形することが出来ます。
上記の場合は、
:Alignta <<0:1 , <<
のようなコマンドで整形します。
8.open-browser.vim
Vim に書かれてある URL をブラウザで開く為のプラグインです。
URL を開くだけではなく、ブラウザのワード検索なども Vim から行うことが出来ます。