C++Now! の資料をいくつか読んで

着々と C++Now! の資料が github で公開されているのでチラホラと読んでいます。
まだ全然読めていないんですが、気になったものをいくつか上げてみたいと思います。
基本的にコードしか読んでいないので間違っているかも知れませんがきっと気のせいです。

ラムダ関数

ラムダ関数に関する資料。
ラムダを使用している場合と使用していない場合のコードを比較していたりと『ラムダってどんな時に便利なのかが分からない人』が読んでみると面白いと思います。
ラムダの機能なんかも丁寧に書かれているので、これさえ抑えておけばラムダを使用する上で殆ど問題ないんじゃないかなーと。
最近ようやくラムダの利点がわかってきた気がする。

C++11: クラスやライブラリ実装者のための新しいツール

C++11 でライブラリとかを作る時にお世話になる、

  • _Pragma
  • static_assert
  • explicit conversion operators
  • decltype
  • constexpr
  • variadic templates

の機能の説明。
コードも多いので英語が分からなくても使う機会がある人はざっと目を通しておくといいと思います。
やはりここら辺は必須ですね。

値のセマンティクスとConceptベースの多態

やっている事は継承を使用した多態性の実装なんですが、スライド内で順を追って実装しています。
C++11 回りの機能や template を使用していたりと一歩進んだ多態性の実装を見ることが出来るのでいいですね。

C++11で前進せよ!

ちょっとページ数が多いですが、rvalue reference や Move Semantics について詳しく書かれているのでいい資料だと思います。
これを読んでおけば、rvalue reference がどんなものかというのはだいたい理解できるんじゃないでしょうか。


とりあえず、今読んでみて気になったのはこれぐらいですかね。
やっぱりというか C++11 絡みが多い感じ(というかそれぐらいしか分からない。
まだ公開されていない資料もあるのでこれから楽しみ。